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書名 耳で読む読書の世界 音訳者とともに歩む
著者名 二村晃 著
書名よみ ミミ デ ヨム ドクシヨ ノ セカイ オンヤクシヤ ト トモニ アユム
著者名よみ フタムラ アキラ
出版社 東方出版 大阪
出版年 2010
ページ 170p
サイズ 19cm
請求記号 378.1フ
ISBN 4862491243
受入日 2010/11/24

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黙読だけでは気づかない数々の問題。視力を失い、耳で読み続けて25年の著者が出合った、読み手と聞き手の難所あれこれ。
黙読だけでは気づかない数々の問題。視力を失い、耳で読み続けて25年の著者が出合った、読み手と聞き手の難所あれこれ。社会福祉法人 日本ライトハウス・全国音訳ボランティアネットワーク推薦図書。
本を黙読している限りは気づかない、声に出して読み、耳だけで読んで初めて気づく数々の問題。 視力を失い、耳で読み続けて25年の著者が出合った、読み手と聞き手の難所あれこれ。全57編。 ◉社会福祉法人 日本ライトハウス・全国音訳ボランティアネットワーク推薦図書。◉2刷◉
 一歩一歩、「難所」を乗り越えて  林 曠子(NHK文化センター音訳ボランティア養成講座講師)   知る権利としての読書  岩井和彦(日本ライトハウス常務理事・全国視覚障害者情報提供施設協会理事長)  はしがきに代えて—陽はまた昇った 第一章 初めて声を出して読む人に   大阪弁のアクセントーー第二母音に強勢音  知らない漢字に出合ったら1—音と訓を熟語にして説明  知らない漢字に出合ったら2—部首名で説明  知らない漢字に出合ったら3—漢字に含まれた発音記号に着目  知らない漢字に出合ったら4—和尚読み・唐人読み・百姓読み  思い込み違いの怖さ1—清水次郎長一家のお馬さん、熊さん  思い込み違いの怖さ2—塾語の大半は音同士だが……  思い込み違いの怖さ3—つきない悩み、澄むか濁るか  漢字の読みこぼれ1—おかしな読みは、うっかりミスから  漢字の読みこぼれ2—前後の事情で変わる読み  気になる読み方1—「ぼやかし読み」「まやかし読み」   気になる読み方2—「チョウ」か「ジュウ」か 第二章 何を読まされるやら ニュースの読みに強くなろう1—地名篇 ニュースの読みに強くなろう2—人名篇 アルファベットとカタカナ名前—分割するコツ     記号をどう読む?—盲人用ワープロではこんな表現  息継ぎのタイミング—ベンケイガナ ギナタヲモチテ ポルノ描写に出合ったら—読めないときは、はっきり断る 第三章 あなたの読みが理解されているか  漢字の同音衝突と同音回避1—文字の説明を付け加える   漢字の同音衝突と同音回避2—さりげなく注釈を  漢字をどう伝えますか1—巧みな表現アイデアで  漢字をどう伝えますか2—意味の伝達にウエイト  漢字をどう伝えますか3—固有名詞が最大の難物   漢字をどう伝えますか4—力士名は、旧漢字、片仮名、平仮名の別を  タイミングのいい注釈—流れを止めず置いてけぼりにせず  対面朗読とリクエスト朗読—耳で読む読書の両輪  音声訳か、朗読か1—いろいろな読みに接するのも楽しみ     音声訳か、朗読か2—珠玉の朗読テープ 第四章 新しいジャンルにも挑戦を  専門用語にも目配りを1—機会を捉えて慣れておこう  専門用語にも目配りを2—専門外でも敬遠せずに  数字にも強くなっておこう—誤り易いコンマと読点   古来の言葉や漢字にも目配りを1—野棄の矢ン八  古来の言葉や漢字にも目配りを2—干支の読み方のルール  古来の言葉や漢字にも目配りを3—旧漢字も恐れずに  読んでいて吹き出したら—一緒に笑って、一緒に怒る  写真や漫画をどう伝えますか1—場面を詳細に描写する練習から  写真や漫画をどう伝えますか2—映画シナリオを読むように 第五章 慣れて来ると起こしがちなミス  二十一世紀には残したくない誤読ワーストテン  慣用語の読みこぼれについて1—マタヒキ姿の粋な江戸職人  慣用語の読みこぼれについて2—二通りの読みが交錯  イントネーションについて—内容のポイントを押さえる  音読のスピード考1—利用者の好みのスピードに合わせて  音読のスピード考2—標準は一分間で二百八十字程度   「ついで朗読」の提唱1—好きな本を読むついでに   「ついで朗読」の提唱2—お返しに「ついで校正」 第六章 漢字の森をどう歩く?   漢字ブームに思う1—キシャのキシャが、キシャでキシャ  漢字ブームに思う2—漢字をそのまま伝えるか、意味で伝えるか  漢字ブームに思う3—漢字の森を寄り添って歩いて    漢字の森の道案内1—抵抗感を与えずスムースに   漢字の森の道案内2—三文字熟語で同音異義語を回避  漢字の森の道案内3—思いやり溢れる注釈     「まやかし読み」あれこれ1—慣用語句の見落とし  「まやかし読み」あれこれ2—忖度不在の読みこぼれ  第七章 耳で読む読書の歓びと哀しみ  耳で読む哀しみ1—深刻な聞き違えの悩み   耳で読む哀しみ2—意訳し過ぎると文字がわからないときも  耳で読む哀しみ3—読みこぼれで置いてけぼりに  耳で読む読書の歓び—豊かな読書生活を満喫   あとがきに代えて—私の辿った道 
  

 

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