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書名 見つけよう・音楽の聴き方聴かせ方
著者名 山崎正彦 著
書名よみ ミツケヨウ オンガク ノ キキカタ キカセカタ
著者名よみ ヤマザキ マサヒコ
出版社 スタイルノート
出版年 2012
ページ 126p
サイズ 21cm
請求記号 375.7ヤ
ISBN 479980104X
受入日 2013/10/18

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新学習指導要領で重視されている「言語活動の充実」を意識した、小中の音楽鑑賞授業の展開を平易に実践例をあげて解説。
新学習指導要領での音楽科の柱の1つである「鑑賞」。そして全科目共通に重視されている「言語活動の充実」。音楽鑑賞の授業で言語活動の充実を実現する方法を、具体的に実例をあげながら平易に解説した。
音楽を聴く際の〈聴き方〉、そして学校教育の現場での〈聴かせ方〉について、その方法がわかりやすく解説されている。新学習指導要領で重視されている〔共通事項〕や〔言語活動〕を理解した音楽鑑賞の具体的な指導法を実例とともに紹介。小学校低学年から中学校まで実際の授業でも活用できる内容となっている。また、その考え方をもとに、学校教育とは直接に関係のない一般の人に向けても音楽の〈聴き方〉を提案している。著者が長年音楽鑑賞教育を研究し、また多数の共同研究授業などで得た成果であり、現場で活用できる1冊。
第1章 音楽鑑賞は特別なことではない 1.誰もが音楽を聴いている 2.機器の発達で音楽の聴き方が変わった 3.カラオケで歌って、また聴いて 4.楽曲の魅力再発見 5.クラシック・ファンでなく音楽ファン 6.ボーダーレス化する音楽 7.クラシック・ファンといってもオールOKではない 第2章 学校で音楽鑑賞指導がおこなわれる意味 1.音楽鑑賞指導は学習指導要領に示されている 2.音楽鑑賞指導の歴史と意味 3.学ぶために音楽を聴くこと 4.学力とは何か 5.音楽鑑賞指導における学力 _聴き取れている_とは? 6.音楽鑑賞指導における学力 _感じ取れている_とは? 7._主観と客観とをつなぐ_とは 第3章 鑑賞機器と音楽鑑賞指導 1.音楽鑑賞指導の方法の変遷 2.生演奏とCD再生の違いは何か 3.CD鑑賞と映像鑑賞の違い 4.見なければ分からないときの映像鑑賞 第4章 音楽鑑賞指導方法 1.音楽を聴いてイメージを浮かべると言っても 2._客観的である_とは誰にも同じことが聴き取れ、分かること 3.音楽鑑賞指導は_楽曲の特徴を聴き取る_ことから始まる 4.「音はすぐに消えてしまうもの」だからこそ気を付けたい 5.同じ楽曲でも演奏者によって感じが変わる 6._1分で済むところを20 分かけて_ 音楽による鑑賞指導なのだから 第5章 音楽鑑賞指導の事例 小学校低学年 事例  第1ステップ 木琴の音色を聴き取る  第2ステップ 楽曲全体の流れのなかで木琴の音色を聴き取る  第3ステップ 木琴の音色や演奏の様子を感じ取る  第4ステップ 音楽の速さの違いを感じ取る 小学校高学年(中学校) 事例  第1ステップ トルコ行進曲の基本リズムを知る  第2ステップ 『トルコ行進曲』に使われている打楽器を聴き取る  第3ステップ 『トルコ行進曲』(ピアノ・ソナタ版)を知る  第4ステップ ピアノで表わそうとした打楽器の音を感じ取る  第5ステップ 楽曲の雰囲気やよさを感じ取る (小学校高学年)中学校 事例  第1ステップ 何かが近付いてくる様子を表わして音楽であることを感じ取る  第2ステップ 遠くから近付いてくる距離感を楽曲から感じ取る  第3ステップ 楽曲全体の様子や情景を感じ取る  第4ステップ 楽曲の雰囲気やよさを感じ取る 中学校 事例  第1ステップ 交響曲と協奏曲の違いを聴き分ける  第2ステップ いろいろな協奏曲があることを知る  第3ステップ 協奏曲の演奏上の特徴を聴き取る  第4ステップ 協奏曲ならではの雰囲気やよさを感じ取り、楽曲を聴き味わう 第6章 音楽鑑賞指導の基本を活かしてみては? 1.聴き方しだいで、もっと面白く音楽を聴くことができる 2.より多くの楽曲を聴くことができたら幸せ 3.いつかクラシック・ファンとなっているかもしれない 4.生演奏はお薦め 5.音楽はいつもすぐそこにある
  

 

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