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書名 | 現代美術キュレーターという仕事 |
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著者名 | 難波祐子 著 |
書名よみ | ゲンダイ ビジユツ キユレーター トイウ シゴト |
著者名よみ | ナンバ サチコ |
出版社 | 青弓社 |
出版年 | 2012 |
ページ | 190p |
サイズ | 19cm |
請求記号 | 069.3ナ |
ISBN | 4787273167 |
受入日 | 2013/11/13 |
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展覧会を企画・運営して作り上げるプロフェッショナルであるキュレーター。「学芸員」からグローバルで今日的な「キュレーター」へという1950年代から現在までの日本での変遷を追い、時代の新たな価値観を創造するキュレ…
展覧会を企画・運営して作り上げるプロフェッショナルであるキュレーター。「学芸員」からグローバルで今日的な「キュレーター」へという1950年代から現在までの日本での変遷を追い、時代の新たな価値観を創造するキュレーターの魅力を明らかにする。
はじめに 第1章 日本における「学芸員」の守備範囲 「学芸員」と「キュレーター」 博物館法による「学芸員」の定義とその実務 常設展と企画展を実施する美術館での学芸員職 企画展中心の美術館 欧米型の美術館 フリーランス・キュレーターの守備範囲 第2章 日本キュレーター前史――「学芸員」のはじまり/黎明期:一九五〇年代 戦後の復興と博物館法の制定 日本における美術館の設立 新しい美術館像としてのニューヨーク近代美術館 神奈川県立近代美術館の誕生 国立近代美術館の開館 美術家主導のグループによる展覧会 デパートと新聞社による展覧会 一九五〇年代の美術雑誌 第3章 「学芸員」から「キュレーター」へ――転換期:一九六〇―八〇年代 美術表現の多様化と企画者の役割の変遷 東京都美術館の変遷 地方公立美術館の台頭 国際交流基金と日本人キュレーターの国際化 貸画廊とオルタナティヴ・スペースの時代 草月アートセンター 佐賀町エキジビット・スペースと東高現代美術館 ICAナゴヤ 進化するデパート美術館 第4章 「キュレーターの時代」――発展期:一九九〇年代 グローバル化と日本における「キュレーター」の台頭 現代美術専門の美術館の登場 東京都現代美術館の開館 多文化主義と「他者」の表象 日本におけるアジアの表象 フリーランス・キュレーターの台頭とキュレーターの役割の変化 日本におけるアーティスト・ラン・スペースとアート・プロジェクトの興隆 日本の「キュレーター」事情 キュレーターの時代 第5章 これからのキュレーター像 二十一世紀に入ってからのキュレーションの方向性 開かれた美術館 森美術館 金沢21世紀美術館 街中へ開かれる美術館 ゲスト・キュレーターによる展覧会 美術館での若手作家の展覧会 アーティスト/キュレーターの登場 共同キュレーション、双方向性キュレーションの試み 美術館展覧会の差別化と領域横断化 日本におけるキュレーターの現在 これからのキュレーター像 東京ビエンナーレとその時代――中原佑介インタビュー 「それが初めてなんですよ、国際展を一人でやったのは」 「「キュレーター」なんていう言葉、当時はなかった」 「学芸員があんまり展覧会を見ないんだよ」 「いちばん広い面積を使ったのはクリストだね」 「我が同僚の批評家たちが、みんな、困ったみたいだよ」 キュレートリアルな出来事の年表1951-2011 おわりに