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書名 タンタンタンゴはパパふたり
著者名 ジャスティン・リチャードソン ピーター・パーネル 文 ; ヘンリー・コール 絵 ; 尾辻かな子 前田和男 訳
書名よみ タンタン タンゴ ワ パパ フタリ
著者名よみ オツジ カナコ コール ヘンリー
出版社 ポット出版
出版年 200804
ページ 1冊 (ペー
サイズ 23×29cm
請求記号 933Eコ
ISBN 978-4-7808-0115-6
受入日 2016/11/21

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ペンギンのタンゴの家族はパパ二人…。NYの動物園で実際にあったおすカップルが卵をかえした話。邦訳絵本。
ペンギンのタンゴの家族はちょっと他と違います。パパが二人に、タンゴ、の三人家族なのです。おすのペンギンカップルが別のカップルの卵をかえして家族をつくった、というNYの動物園で実際にあったお話が絵本になりました。
動物園にはいろんな家族がいます。でもペンギンのタンゴの家族はちょっと違っていました。 ロイとシロのパパふたりとタンゴ、それがタンゴの家族なのです──。 ロイとシロのおすペンギンは、いつからかお互いに気に入り、カップルになりました。一緒に泳いで一緒に巣づくりして、いつも一緒にいました。 ところが、他のカップルは、ただ一緒にいるだけでなく、どうやら巣の中で何かをあたためている模様。しかもそうこうしているうちにそのあたためたものがかえって赤ちゃんペンギンが誕生しているではありませんか。 ロイとシロは、近くにあった卵の形をした石を拾ってきて、さっそく毎日毎日交替であたためはじめました。でも石のたまごはちっともかえりません。 そんな様子を眺めていた飼育員がはたと思いつきます。 他のペンギンカップルが育てられなかったたまごをそっとふたりの巣においてやります。そして、ふたりにしっかりあたためられた卵から、タンゴが生まれたのです──。 ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあった話を絵本にした『and Tango makes three』の邦訳版です。 なかなかかえらない石のたまごを暖め続ける切なさ、待ちに待った赤ちゃんペンギンが生まれる瞬間、読み終わった後、ほんのりあたたかい気持ちになれる絵本です。 子供たちにも、そして大人たちにも、読んでもらえるとうれしい一冊です。
  

 

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