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書名 米海軍から見た太平洋戦争情報戦 ハワイ無線暗号解読機関長と太平洋艦隊情報参謀の活躍
著者名 谷光太郎 著
書名よみ ベイカイグン カラ ミタ タイヘイヨウ センソウ ジョウホウセン
著者名よみ タニミツ タロウ
出版社 芙蓉書房出版
出版年 201609
ページ 253p ;
サイズ 19cm
請求記号 391.6タ
ISBN 978-4-8295-0688-2
受入日 2019/01/11

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日本はなぜ「情報戦」に敗れたのか。米国側の動静を詳しく分析したノンフィクション!
日本はなぜ「情報戦」に敗れたのか。米国側の動静を詳しく分析したノンフィクション! ミッドウエー海戦で日本海軍敗戦の端緒を作ったハワイの無線暗号解読機関長ロシュフォート中佐、ニミッツ太平洋艦隊長官を支えた情報参謀レイトンの二人の「日本通」軍人を軸に、日本人には知られていない米国海軍情報機関の実像を生々しく描く。
序 ―― 国際的情報活動の重要性 1「情報」の視点から見た戦争 孫子と情報戦/「情報」の感度は国民性によって異なる/[閑話休題①]小沢治三郎の慨嘆と福留繁・中沢佑の述懐/[参考①]日本海軍の暗号/情報関連の語彙に乏しい日本語/日米海軍の「情報戦」への認識の違い 2 米海軍の情報戦のキーマン、ロシュフォートとレイトン 暗号情報解読のエキスパート、ロシュフォート/ニミッツ長官の情報参謀、レイトン 3 三年間の日本留学で日本語をマスター 4 帰国後は情報参謀 ロシュフォート、太平洋艦隊作戦参謀補佐兼情報参謀となる/[閑話休題②]学歴による士官登用/無線諜報機関ハワイ支所の充実/レイトン、太平洋艦隊情報参謀となる 5 ロシュフォート、ハワイの暗号解読機関の長に 6 真珠湾奇襲前後の無線傍受・解読態勢 日本海軍艦隊の所在を探査/傍受電解析により日本海軍の戦時体制準備を推測/ハワイが攻撃されるとは誰も思っていなかった/[閑話休題③]単冠湾での出来事/[参考②]大和田通信所/日本の外交暗号は解読されていた/陸海軍間の情報共有は不十分だった/真珠湾奇襲後の暗号解読、無電傍受体制/海軍首脳の新布陣、キング、ニミッツがトップに/通信情報部門の陣容が変わる/無線傍受部門の人材増強 7 サンゴ海海戦までの情報戦 真珠湾の再奇襲をハイポが予測/傍受無電解析からサンゴ海海戦を予測/[閑話休題④]煙草とコーヒー、映画『地上より永遠に』/ハイポ・ベルコンネン・ネガト 8 サンゴ海海戦と情報戦 レイトン参謀とそのグループ/[閑話休題⑤]吉村昭とドーリットル/サンゴ海海戦始まる/サンゴ海海戦の結果 9 ミッドウエー海戦とロシュフォート [参考③]キング戦略と日本海軍戦略/日本軍の次の攻撃目標はどこか/暗号名「AF」をミッドウエーと推測/ハイポとネガトの対立/[閑話休題⑥]作戦参謀の情報無視の一例/偽情報を使ってAF=ミッドウエーを確認/ミッドウエー海戦前夜の情報戦/[参考④]米軍による日本海軍暗号書の強奪/日本艦隊の動きを予測/ミッドウエー海戦はじまる/[参考⑤]南雲艦隊草鹿参謀長の悔恨 10 ロシュフォートの更迭 情報センターの設立問題/レッドマン兄弟の陰謀/[参考⑥]シカゴ・トリビューン紙事件/ロシュフォート更迭の動きが加速/小さな造船所所長として新型浮ドックを建造/通信部勤務 11 太平洋戦争終了後のロシュフォートとレイトン 現役復帰し、日本語文献の翻訳担当に/ ロシュフォートの死/戦後のレイトン
  

 

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