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書名 | 呪いの言葉の解きかた |
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著者名 | 上西充子 著 |
書名よみ | ノロイ ノ コトバ ノ トキカタ |
著者名よみ | ウエニシ ミツコ |
出版社 | 晶文社 |
出版年 | 201905 |
ページ | 281p ; |
サイズ | 19cm |
請求記号 | 304ウ |
ISBN | 978-4-7949-7088-6 |
受入日 | 2019/09/30 |
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「嫌なら辞めろ」「母親なんだから」――政権の欺瞞から日常のハラスメント問題まで、そこに隠された「呪いの言葉」を徹底的に解く!
「文句を言うな」 「君だって一員なんだから」 「嫌なら辞めちゃえば?」 「母親なんだからしっかり」. . . 政権の欺瞞から日常のハラスメント問題まで、隠された「呪いの言葉」を 2018年度新語・流行語大賞ノミネート「ご飯論法」や 「国会PV(パブリックビューイング)」でも大注目の著者が 「あっ、そうか!」になるまで徹底的に解く! 「私たちの思考と行動は、無意識のうちに「呪いの言葉」に 縛られている。そのことに気づき、意識的に「呪いの言葉」 の呪縛の外に出よう。 思考の枠組みを縛ろうとする、そのような呪縛の外に出よう。 のびやかに呼吸ができる場所に、たどりつこう。 ――それが、本書で伝えたいことだ。」(本文より)
第1章:呪いの言葉に縛られない 1 嫌なら辞めればいいのだろうか 2 呪いの言葉の解きかた 第2章:労働をめぐる呪いの言葉 1 アルバイト学生の悩み 2 「カラスはやっぱり黒いです!」――『ダンダリン』 3 持ち込まれた分断――『サンドラの週末』 4 「だらだら残業」という呪い 第3章:ジェンダーをめぐる呪いの言葉 1 「妻」役割をめぐる葛藤――『しんきらり』 2 家事労働はなぜ無償か――『逃げるは恥だが役に立つ』 3 「母なるもの」が追い詰める 4 仕事の上では破綻は見せない――男性を縛る「呪い」 5 支援を受ける権利 6 私は黙らない 第4章:政治をめぐる呪いの言葉 1 原発事故後の情報過疎の中で 2 デモが変えるもの 3 政権との対峙 4 国会パブリックビューイング――可視化が持つ力 第5章:灯火の言葉 1 人を動かす言葉 2 相手と向き合う 3 仕事のうえでの言葉はリップサービスか 4 見つめた先に――『わたしは、ダニエル・ブレイク』 5 偽りの称賛とやりがい搾取 第6章:湧き水の言葉 1 視界が開けて、言葉が湧き出る 2 人生やり直しスイッチは、もう押さない――『カルテット』 あとがき 註一覧 付録 呪いの言葉の解きかた 文例集