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書名 | ワイルドサイドをほっつき歩け = STiLL WANDeRinG AROUnd The WiLD SiDE : ハマータウンのおっさんたち |
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著者名 | ブレイディみかこ 著 |
書名よみ | ワイルド サイド オ ホッツキアルケ ハマータウン ノ オッサン タチ |
著者名よみ | ブレイディ ミカコ |
出版社 | 筑摩書房 |
出版年 | 202006 |
ページ | 251p ; |
サイズ | 19cm |
請求記号 | 302.3ブ |
ISBN | 978-4-480-81550-7 |
受入日 | 2020/09/09 |
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恋と離婚、失業と抵抗。絶望している暇はない。EU離脱を前に右往左往する中高年たちの気迫が胸を打つ!笑いと涙の感動エッセイ。
Yahoo!ニュース|本屋大賞2020 ノンフィクション本大賞 史上初! 著者2年連続ノミネート! 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に次ぐ 待望の最新エッセイ集、10万部突破!! 日常をゆるがす大問題を前に果敢に右往左往する おっさん(おばさん)たちの人生を音楽にのせて描く。 ブレイディみかこの新たなる代表作、誕生!! 恋と離婚、失業と抵抗。絶望している暇はない。 EU離脱の是非を問う投票で離脱票を入れたばっかりに、 残留派の妻と息子に叱られ、喧嘩が絶えないので仲直りしようと 漢字で「平和」とタトゥーを入れたつもりが、 「中和」と彫られていたおっさんの話…… 本を読むことを生きがいにしていたのに 緊縮財政で図書館が子ども遊戯室の一角に縮小され、 それでも諦めずに幼児たちに囲まれながら本を読むうち、 いつしか母子たちに信頼されていくこわもてのおっさんの話…… などなど、笑って泣ける21篇。 「みんなみんな生きているんだ、友だちなんだ」! ―――――――――――――――――――――― 世界でいちばん愛すべきおっさんたち(&おばさんたち)が、ここにいる。 あんたら、最高すぎるんだけど…… ――高橋源一郎(小説家) イギリスの市井の人の魅力を引き立てるブレイディさんの愛と観察眼と筆力に心を丸ごと持っていかれた。 一編一編が人情に満ちた極上のドラマ! ――ヤマザキマリ(漫画家/随筆家) 高みからレッテル貼ってるだけじゃわからない、厄介で愛おしい人生たち! ――ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ) 優しい人の間違いを見逃さないことも大切だけど、間違う人の優しさを見逃さないことも大切。 ブレイディさんの「見つめ続ける」視線に、大きな勇気をもらいました。 ――西加奈子(小説家) イギリスというとジェームズ・ボンドとか、ベッカムとか、かっこいいイメージがあったけど、日本のおじさんとちょっと近いところがあって、登場人物にすごく親近感がわいた。 僕らの年代的にもちょうどいい。名曲のパターンによくあるけど、本書は前作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』との両A面! ――博多華丸(お笑い芸人) 若い世代から目の敵にされている「ブーマー世代」のおっさんたちのしぶとさを、ブレイディさんは鳥と蟻の両方の視点で描いてくれた。「風雪ながれ旅」を生き延びてきたおっさんたちに、少しの愛とやさしさを、そして健康ドリンクと腰痛の薬を送りたくなった。 ――関美和(翻訳家) ―――――――――――――――――――――― 「『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で青竹のようにフレッシュな少年たちについて書きながら、そのまったく同じ時期に、人生の苦汁をたっぷり吸い過ぎてメンマのようになったおっさんたちについて書く作業は、複眼的に英国について考える機会になった。二冊の本は同じコインの両面である。」(「あとがき」より)
はじめに おっさんだって生きている 第1章 This Is England 2018~2019 1 刺青と平和 2 木枯らしに抱かれて 3 ブライトンの夢——Fairytale of Brighton 4 二〇一八年のワーキング・クラス・ヒーロー 5 ワン・ステップ・ビヨンド 6 現実に噛みつかれながら 7 ノー・サレンダー 8 ノー・マン、ノー・クライ 9 ウーバーとブラックキャブとブレアの亡霊 10 いつも人生のブライト・サイドを見よう 11 漕げよカヌーを 12 燃えよサイモン 13 ゼア・ジェネレーション、ベイビー 14 Killing Me Softly――俺たちのNHS 15 君が僕を知ってる 16 ときめきトゥナイト 17 Hear Me Roar――この雄叫びを聞け 18 悲しくてやりきれない 19 ベイビー・メイビー 20 「グラン・トリノ」を聴きながら 21 PRAISE YOU――長い、長い道をともに 第2章 解説編 現代英国の世代、階級、そしてやっぱり酒事情。 Ⅰ 英国の世代にはどんなものがあるのか Ⅱ 英国の階級はいまどういうことになっているのか Ⅲ 最後はだいじなだいじな酒の話