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書名 ベリングキャット デジタルハンター、国家の嘘を暴く
著者名 エリオット・ヒギンズ 著
書名よみ ベリング キャット デジタル ハンター コッカ ノ ウソ オ アバク
著者名よみ ヒギンズ エリオット
出版社 筑摩書房
出版年 202203
ページ 366p
サイズ 19cm
請求記号 070.4ヒ
ISBN 978-4-480-83722-6
受入日 2022/07/04

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国家は平然と嘘をつく。その虚偽を真っ先に暴いてみせたのは無名の調査報道集団だった。世界中が注目する彼らの活動を初公開する。
国家は平然と嘘をつく。その虚偽を真っ先に暴いたのは大手メディアではなく、オンラインに集う無名の調査報道集団だった。世界中が注目する彼らの活動を初公開。
国家は平然と嘘をつく。その虚偽を真っ先に暴いたのは大手メディアではなく、オンラインに集う無名の調査報道集団だった。世界中が注目する彼らの活動を初公開。 平然とウソをつく権力者に ふつうの市民がいかにして立ち向かうか。  大手メディアも驚くほどの速さと正確さで次々にスクープを飛ばし、いまや世界中から注目される調査報道ユニット〈ベリングキャット〉。シリア政府の戦争犯罪をあばき、ロシアの暗殺者の身元を特定し、ウクライナで民間機を撃墜した黒幕をも突き止める。いったいかれらは何者なのか? なぜそんなことが可能なのか?  始まりは、キッチンテーブルで見た〈アラブの春〉の現地動画だった。ここはどこだ、映っているのは本物なのか。オンラインゲームにはまっていた著者は、ネット上に集った仲間とともに、独学でまったく新しい調査手法を作り上げてゆく。  かれらが使うのは、SNSの投稿や流出した名簿など公開された情報のみ。フェイクもプロパガンダも混在するウェブ情報のなかから、権力者たちが望まない真実へたどりつくのだ。  権力者は平然と、見えすいたウソをつく。その虚偽を覆すことは私たちにも可能だ──。ポスト真実の時代に生まれたデジタルハンターたちの活躍を描く。
第1章 ラップトップ上の革命──ネット調査の可能性に気づく マスコミ瀕死、ニュース万歳/シリア──取材のできない戦争/情報戦争と樽爆弾/『ニューヨーク・タイムズ』の第一面/化学兵器の露見/どこまで行けるか 第2章 〈べリングキャット〉の誕生──探偵チームの形が整う 知らぬ者どうしの集まり/欺瞞と証拠/モスクワを指弾した学生/凶器の「指紋」/世界じゅうの探偵 第3章 事実のファイアウォール──デジタル・ディストピアへの反撃 反・事実コミュニティ/防火壁を築く/ネットの憎悪が実社会へ/罠を無効化する/一般の人々を巻き込む 第4章 ネズミが猫をつかまえる──スパイ事件が時代を画する事例に オープンソースの範囲を越える/仮面を吹き飛ばす/第三の男/29155部隊と「研究所」/リスク 第5章 次なるステップ──正義の未来とAIのパワー 未来の戦争のための青写真/AIの危険と可能性/ここからどこへ 補遺 暗殺者と対決──〈べリングキャット〉、暗殺団に電話する 「チーム」が真のチームに/ベルリンのオートバイ殺人 あとがき──日本の読者のみなさんへ
    

 

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